絵本からはじまる。

絵本1冊から、様々なジャンルの話題が広がるblog

絵本「うさぎさんのたんじょうび」から広がる世界

 今月もまた福音館書店から月刊絵本が数冊届きました。「買いに行かなくても絵本が届く」という感覚、実はかなり楽しいです。心待ちにしている自分がいます。

 さて、今でこそ傘を忘れてもビニール傘をコンビニや駅の売店で気軽に買える時代ですが、私は傘はいえてナイロン傘派にこだわっています。ナイロン傘はビニール傘よりも高額になりますが「デザインや色を楽しみたい。長く使いたい」というのがあるのかもしれませんね。

 汚れるからついつい躊躇してしまうのですが、水色の傘をさしてみたいなと思うこの頃です。

 ということで、今回紹介する絵本は「うさぎさんのたんじょうび」です。

 

 

絵本の表紙絵と感想・考察

www.fukuinkan.co.jp

 

 きょうは うさぎさんの たんじょうび。

 「あめが ふって つまらないな」

絵本「うさぎさんのたんじょうび」冒頭より

 

 福音館書店の月刊絵本「こどものとも年少版」2020年6月号よりの紹介になります。写真では伝えるのが難しいですが、挿絵の質感がなんとも素敵です。

 さっそく読み進めていきましょう!

 主人公のうさぎさん。せっかくのお誕生日なのに雨。なんだか憂鬱そうです。

 すると、うさぎさんの家のドアをトントンと叩く音がしました。うさぎさんがドアを開けてみると、赤い傘がまず目に入りました。

 「どなたですか?」

 と、うさぎさんがたずねると、傘が上がり、ペンギンさんの顔が見えました。

 「うさぎさん、お誕生日おめでとう!」

 ...なんと、ペンギンさんはお誕生日のプレゼントにリンゴを持ってきてくれたのです。うさぎさんは、ペンギンさんを家に招き入れます。

 しばらくすると、またドアをトントンと叩く音がしました。今度は緑の傘と、小ぶりのチェック模様の傘が見えました。

 子どもたちが大好きの「繰り返し」のお話です。

 雨の日だから、うさぎさんの家にやってくる動物たちは色鮮やかな傘をさしています。そして、お誕生日のプレゼントをうさぎさんに渡します。傘・動物・誕生日プレゼントの組み合わせに規則性がないので、なんだかとても楽しめました。意外な組み合わせもあったりと、読んでいて退屈しません。

 途中「えええ〜!!」というようなドキッとしてしまう展開もあり、最後まで飽きません。雨の日なのにカラフル。気分があがりそうです。

 ぜひ、読んでくださいね。
  

  • こどもとも年少版 2020年6月号
  • うさぎさんのたんじょうび
  • 小川かなこ  作絵
  • 福音館書店
  • 2020年6月発刊
  • 対象→ 3歳から
  • 季節→ 梅雨

 

 最初に触れましたが、このお話の挿絵は不思議な質感です。その理由も別紙の「編集者だより」を読んで納得。

 絵は透明な薄いアクリル版の裏に色を塗り重ね、輪郭の墨線は表から描くという手法で制作されているとのこと。ですから、なんだか陶器のような質感のように見えるのでしょうか。

 こういう制作裏事情を知ることができるのも、定期購読の楽しみのひとつですね。

 

福音館書店月刊絵本「こどものとも年少版」の定期購読について

 「こどものとも年少版」は2〜4歳向けに1ヶ月に1回、発刊される定期購読絵本です。

 個人での定期購読申込みもできますし、大きな書店などではバックナンバーを取り揃えていることが多く、その場で購入することもできます。バックナンバーを取り扱っている書店一覧をネットでは調べることができませんでしたので、店頭でお尋ねください。

 なお、公式サイトではこれからのラインナップも見ることができますので、興味のある方はぜひサイトをご覧ください。

 

www.fukuinkan.co.jp

 

作者の他の作品紹介

 最後に、作者の小川かなこさん。絵本はあまり出していないようですが、「こどものとも年少版」にて、とても可愛らしい絵本を描いていらっしゃいます。

 

www.fukuinkan.co.jp

 

 さらに、書籍カバー絵、CDカバー絵なども手がけられているようで、これからの活躍が非常に楽しみな作家さんのひとりです。ホームページも運営されているようですので、気になる方は是非のぞいてみてはいかがでしょうか。

 

世界に一軒だけのパン屋

世界に一軒だけのパン屋

 

空色コントラスト (通常盤) (特典なし)

空色コントラスト (通常盤) (特典なし)

 

 アーティスト「コアラモード」のミニアルバムのジャケット絵を手掛けていらっしゃいます。収録曲の「夏ノ詩」の公式動画を観ましたが、素晴らしかったです。

 

 アルバムには収録されていませんが、「ありがとう、そしてさようなら」も素敵な詩です。「夏ノ詩」のフルバージョンが聴きたいです。